コンテンツにスキップ

スプリント (笠松競馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スプリント
競馬場 笠松競馬場
創設 2000年10月15日
距離 ダート1400m
格付け SPIII
賞金 1着賞金180万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン・東海・北陸・近畿・中国所属
負担重量 別定重量
テンプレートを表示

スプリント日本岐阜県地方競馬組合笠松競馬場ダート1400mで施行していた地方競馬重賞SPIII)競走。正式名称は「中京スポーツ杯 スプリント」、中京スポーツを発行する東京スポーツ中部支社が優勝杯を提供している。

概要

[編集]

2000年にサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海所属馬限定の馬齢重量の重賞競走「スプリンター争覇」という名称で創設し、2001年から2010年までスプリントという名称で施行された。2003年から北陸・東海・近畿地区交流競走として開催され、金沢兵庫所属の競走馬が出走可能になり、更に負担重量を別定に変更された。2005年から笠松グランプリのトライアル競走に指定され、1着馬のみ笠松グランプリへの優先出走権が与えられる様になり、2006年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として開催され、福山所属の競走馬が出走可能になった。

歴史

[編集]
  • 2000年 - 笠松競馬場のダート1400mの4歳(現3歳)以上の東海所属馬限定の馬齢重量の重賞(SPIII)競走「スプリンター争覇」として創設。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「サラブレッド系4歳以上の東海所属馬」から「サラブレッド系3歳以上の東海所属馬」に変更。
    • 名称を「スプリント」に変更。
    • 笠松のエフワンライデンが史上初の連覇。
    • 笠松の鈴木良文が調教師として史上初の連覇。
  • 2003年
    • この年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
    • 負担重量を別定重量に変更。
  • 2006年 - この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
  • 2011年 - 廃止

歴代優勝馬

[編集]
回数 年月日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 2000年10月15日 エフワンライデン 牡5 笠松 1:28.6 安藤光彰 鈴木良文
第2回 2001年10月14日 エフワンライデン 牡6 笠松 1:28.1 吉田稔 鈴木良文
第3回 2002年10月14日 ブルックリンガイ 牡5 笠松 1:27.9 濱口楠彦 柳江仁
第4回 2003年10月17日 レジェンドハンター 牡6 笠松 1:25.2 山崎真輝 高田勝良
第5回 2004年10月15日 キウィダンス 牝5 愛知 1:27.8 安藤光彰 角田輝也
第6回 2005年10月12日 タイガーロータリー 牡5 笠松 1:28.3 内田利雄 川嶋弘吉
第7回 2006年10月6日 クィーンロマンス 牝5 笠松 1:26.8 佐藤友則 山中輝久
第8回 2007年9月25日 マルヨスポット 牡6 笠松 1:28.8 尾島徹 柴田高志
第9回 2008年10月16日 ケイアイカルディナ 牡5 笠松 1:26.6 阪上忠匡 森山英雄
第10回 2009年10月9日 ハードインパルス 牡5 愛知 1:26.3 大畑雅章 今津勝之
第11回 2010年10月15日 イイデケンシン 牡5 園田 1:27.0 木村健 田中範雄

※馬齢は2000年についても現表記を用いる。

関連項目

[編集]